社員インタビュー

タカスズ湘南|
社員インタビュー

プロとしての「仕事」を認められる瞬間がうれしい

M.M.さん(3年目・男性)

トラックドライバー

タカスズ湘南に入社したきっかけを教えてください。

ドライバーとして働いている友人の話を聞いて、自分もやってみたいと思ったことがきっかけです。いくつかの会社を検討していたのですが、タカスズ湘南の仕事内容と勤務形態が一番私に合っていると思って入社を決めました。
実は運送系の他社で働いていたこともありましたが、給与面がまったく希望に合わなくてすぐ退職してしまったんですよね。

入社前後で仕事のイメージにギャップはありましたか?

そうですね、多少ギャップはありました。タカスズ湘南の仕事は「ただ冷蔵庫を運ぶだけなのかな」と思っていたので。でも実際に機器の設置工事を担当してみると、自分のペースで仕事が進められることや、作業を覚えていくことでどんどん効率的に仕事ができるようになるところが楽しいと感じるようになりました。
勤務時間についても、朝は6時半~8時の間に出社するため早いですが、一般的なトラックドライバーと違って夜間に仕事が入ることはないのは大きな魅力でしたね。転職前は機械のメンテナンス工をしていたので朝が早いことには慣れていたんです。

タカスズ湘南の仕事のどこに「やりがい」を感じますか?

だいたい毎日数件の現場を回るので、モタモタしていると仕事が終わりません。スピードと安全性を意識して作業を進める必要がありますが、造りのちがう施設を回るので現場によって必要な作業も異なるんですね。難しい作業や経験が少ない作業だと不安になることもありますが、それ以上に「どうすれば最高の作業ができるか」と考えて工夫をし、成し遂げられたときに大きな「やりがい」を感じます。
また、そういった自分の工夫を認められてお客様に「さすがタカスズ湘南さんだね」などお褒めの言葉をいただくと、頑張った甲斐があったなあと報われた気持ちになりますね。

意図をくみ取る/伝える
コミュニケーションが欠かせません

入社してからどのように仕事の仕方を覚えたのですか?

タカスズ湘南の場合、配送先へは必ず2人1組で向かいます。初めのうちは先輩の作業のアシスタントのようなことをしながら、実際の作業を通じて技術を身につけていきました。とはいえ、あまりお客様が見ている前では教えにくいこともあるので、現場を出た後や会社に戻ってから「さっきの作業は…」と教わることもありましたね。どの現場を担当するかによっても学べる内容が異なってくるため、「何年働いたらこれができるようになる」とハッキリ言うことは難しいです。

ご自身が人に教えることもありますか?

はい、あります。私は入社して3年目ですが、今は後輩と一緒に現場を回りながら実地で作業を教える機会が多いです。私に教えてくれた先輩の教え方で「こういう教え方うまいな」と思う方法を真似てやろうとしています。
作業ひとつとってみても、一番大事なポイントは何か、どういう操作をしたらどうなるのか、手順や約束事を守らないとどんな影響があるのかなど、「方法」だけでなく関連する事象や因果関係まで含めて教わると、納得感が増しますね。

仕事中、どんなことに気を付けていますか?

一番は人とのコミュニケーションです。同僚だけでなく、お客様とのコミュニケーションも大切にしています。相手がどういう意図を持って話しているのかを受け取り損ねたり、私の考えを伝え損ねたりすると、それだけ仕事の正確さが欠けることになりますよね。事前に店舗の図面をもらっているわけでもありませんから、万が一お客様の言っていることを誤解したまま作業をしてしまったら、最終的にやり直しが発生することだってあります。そうなってしまったら、会社にもお客様にも迷惑がかかる。だったら、少し時間をかけてでもしっかりと話す相手の意図をくみ取る努力をするべきじゃないかなと考えています。

現場をコントロールできる
作業員を目指して

Mさんの今後の目標を教えてください。

できることを増やすことです。今は経験不足でできない作業をどんどん勉強したいと思っています。経験が浅い人たちは体力もあるので作業にあたっても「ガンガンやりましょうよ!」と勢いがあるのですが、その分ムダが多かったり作業の精度が十分ではなかったりすることもあります。
ベテランの社員であれば自分の中に取れる選択肢がたくさんあります。だから、ただ勢い任せにやるのではなく「ここは丁寧な作業が必要だからゆっくりやろう」とか「ここはスピーディに進めよう」と作業に緩急を付けられるんです。
そういう判断が適切にできるスタッフになることが、今の私の目標ですね。

タカスズの「安定性」に惹かれて入社

M.N.さん(19年目・男性)

トラックドライバー

タカスズ湘南に入社したきっかけを教えてください。

私が入社した当時はまだタカスズ湘南とタカスズが分かれていなかった頃です。色んな大手企業から信頼されて取引がある会社であることが、主な入社のきっかけです。私が以前働いていた会社は規模が小さく取引先も少なかったので、時々「仕事がないから休んでください」と言われることがありました。そういう不安定な仕事を続けることに不安があったので、タカスズの「安定性」が魅力に感じたんです。

入社前後で印象は変わりましたか?

仕事の内容や会社としての体質についても特にギャップはないですね。ちなみに入社当初は食品配送のドライバーとして働いていました。のちにタカスズ湘南の事業へと移ったのは、当時はタカスズがまとめて担っていた業務用厨房機器配送のヘルプに入ったとき「この仕事は簡単には覚えきれなさそうだな」と感じたからです。私は結構飽きっぽいところがあるので…(笑)。それまで経験のなかった「工事」という分野で、自分がどこまでできるのか試してみたいと感じました。同僚も聞けば仕事のやり方をどんどん教えてくれるので、飽きずに仕事に熱中することができましたね。

今までの経験の中で印象深かった現場はどんなところですか?

とある現場で作業中に店舗の内装を傷つけてしまい、施主様にひどく怒られてしまったことがありました。私自身は気が付いておらず、お客様が気が付かれて「直してくれ」ということになりました。
とはいうものの当時の私は内装工事の心得があるわけでもなかったので、お客様には「いついつまで待ってくれ」とお願いしておいて先輩や知り合いやインターネットで情報を集めまくり、会社にも相談したうえで後日修繕をしたんです。すると仕上がりに満足していただけただけでなく、「お金を払うから他の箇所もお願いできないか」と声をかけていただき、新しい仕事につながりました。
ミスをしてしまうことは誰にでもあることだと思います。問題はそのミスをどうリカバーするのか。ミスをミスのままにせず、逆に自分の糧にすることが大切ですね。

「この現場は楽しかった」という思い出はありますか?

色々ありますが、一番は東京スカイツリーの施工ですね。まだスカイツリーが完成していない時期に、中に入る店舗の厨房機器を持っていきました。日本中が注目している建築物に、いち早く足を踏み入れることができて楽しかったです。昔から建物に興味があったわけではないんですが、この仕事を続けているうちにそういう部分を楽しむ視点が芽生えました。

「人についてこさせる」のが
リーダーシップではないと思います

19年という大ベテランとも言えるキャリアですが、後輩を指導する際に気を付けていることはありますか?

後輩に仕事を任せる時は、必ず作業を見ていて、自分が言ってることがちゃんと伝わっているのかどうかをチェックしています。自分の説明がうまく伝わらなくて事故になりかけたこともありますが、なぜ伝わらなかったのかを考えると「伝わったかどうか、わかったかどうかの確認をしていなかった」ということに気が付いたんです。
作業内容の表面的な解釈だけでは上手く作業できないこともありますから、確認をしてちゃんと身になっているのか確かめることが重要です。私が後輩に指導するときは、「本当にできているのか」「何が悪かったか」「何がうまくいったか」を一緒に確認してフィードバックをすることを心がけています。

チームワークが重要になる場面が多いのでしょうか。

そうですね、現場には2人1組で向かうのが基本ですからチームワークは絶対に必要です。いざというときにチームワークを発揮するためには普段から仕事以外でもどれだけコミュニケーションを取り、声を掛け合って距離を縮めているかが重要になります。

リーダーシップを発揮する機会も多そうですね。

そうかもしれませんね、キャリア的にもそういう立場を求められることが増えました。機会が増えたことでリーダーシップとは何かということを考えるようにもなったように思います。昔は細かいところまでいちいち指示をして、私の意思に沿わせるのが「リーダーシップ」だと考えていたんですが、それだと人が全くついてこなかった。 なぜついてこないのかなと悩んだ末に気が付いたのは、普段の自分と現場の自分とのギャップが大きすぎて周りがついて来られていなかったようなんです。だからもう「わざわざ変えなくていいのかな」と思うようになったら、自然と人がついてくるようになった気がしています。

「ぜひタカスズ湘南に」という声を増やしたい

人によって仕事の内容や進め方に違いはあると思いますか?

仕事の進め方、特に作業のスピードについては割と人によって差がありますが、その差が必ずしも悪いものではないと思っています。それよりも作業の内容が正確に進められているかどうかの方が大切です。スピーディに作業が終わるに越したことはありませんが、だからといって早さを追求しすぎてミスだらけになっても意味がありませんよね。

Nさんの今後の目標を教えてください。

私の目標は、同業他社の中でタカスズ湘南が一番だと思われるような存在になることです。今はお客様の都合に私たちがスケジュールを合わせていますが、いずれはお客さんから「予約が取れないけど、日程をズラしてでもタカスズ湘南に依頼したい」と思われるような仕事がしたいと思っています。