社員インタビュー

元宮サービス|
社員インタビュー

倉庫内作業スタッフとして働く
親の姿を見て憧れました

M.Y.さん(4年目・女性)

倉庫内作業スタッフ

入社のきっかけを教えてください。

実は私の両親も倉庫作業スタッフとして働いていて、昔から「私もやってみたい!」とは思っていたんです。でも両親が「接客は経験しておいた方が良いよ」と言うので、はじめはレストランのホールで接客をしていました。しばらくして接客にも慣れてきたので、倉庫作業スタッフとアルバイトを掛け持ちするようになりました。
でも次第に掛け持ちしているのがキツくなってきたので、元々やりたいと思っていた倉庫作業スタッフ一本にしたんです。

やってみたかった仕事に就いてみてイメージは変わりましたか?

倉庫内で作業するだけの仕事ではないんだな、と感じるようになりましたね。特に配送を担当するドライバーさんとの接し方は、レストランの接客とは全然違う。レストランだとお客様を気遣って相手を立てるように接するのが基本でしたけど、ドライバーさんは「お客様」ではなく仕事の仲間ですから。
もちろん丁寧に話はしますが、私たちの作業にもかかわることですし、場合によっては指摘しなければいけないことも出てきます。私はまだ若いし、女だし、「この子、頼りにしていいのかな」と思われがちなのは重々承知しているんですが、だからこそ私から「どうかしましたか?」と話しかけていくことを心がけています。
もし私では対応できないことだとしても、他の社員につなぐことで問題が解決するかもしれません。放置して、それが何か大きな問題につながってしまうよりは断然マシなはずです。

アルバイトからの社員登用 
変わったのは「責任感」

アルバイトから社員登用されて意識に変化はありましたか?

だいぶ変わりましたね。私、入社してまだ4年目で知らないこともたくさんありますけど、それでも立場は社員でアルバイトの人たちをまとめなきゃいけないんですよね。経験が浅いからって泣き言を言っていられないというか、他の社員に頼るんじゃなくて「私がやらなきゃ」って責任を感じる機会が増えたと思います。
たとえば自分が仕事で忙しくしていても、アルバイトの人のシフト管理にも気を回さなきゃいけない。アルバイトのうちは与えられた仕事をどうこなすかを考えていればよかったけど、今はもっと大きな視点で仕事を捉えようと考えるようになりました。
周りの人たちからも「変わったね」と言われることが増えた気がしますね。

どんなところが「変わった」と言われるのでしょうか。

これは失敗談なのですが、ピッキング作業中に商品を破損させてしまうミスをしたことがありました。はじめは「いつも通りに作業をしていたのに」と思ったんですが、よくよく考えてみると「いつも通りやっていたからこそ起きたミス」であることに気が付いたんです。自分が作業をするときのクセみたいなものがあって、それが破損のリスクを高めていたんですよね。
以前だったらきっと「いつもだったらミスしなかったのに」とか「運が悪かったな」で済ませてしまっていたことを、原因までしっかり分析して改善につなげられました。そういう部分が、周りに「変わった」と評価されているのかなと思います。

1人前の社員を目指して

倉庫内作業でチームワークが求められるのはどういった場面だと思いますか?

情報の共有が必要なときでしょうか。たとえば何かトラブルが起きてしまったとき、その場にいなかった人にその事を伝えていなかったら同じトラブルを起こしてしまう可能性がありますよね。簡単なことではあるんですが、「こういうトラブルがあったから、あなたも気を付けてね」と一言声をかけておくだけで、1つのミスが職場全体をレベルアップさせてくれます。同じミスを繰り返さないために、スタッフ間のコミュニケーションを行うことは大切です。

今後の目標を教えてください。

「みんなに追いつく事」です。他の社員と比べたら、私はまだまだ未熟です。分からないこともたくさんあるし、社員として足りていないところが多いと自覚しています。できることを増やして、早く社員として胸を張れる存在になりたいと思っています。

昔は「力技」だった仕事 
現在は「効率化」に重きを置いています

S.O.さん(16年目・男性)

倉庫内作業スタッフ

元宮サービスに入社したきっかけを教えてください。

この会社に入社したのは私が25歳の時でした。当時は今でいうフリーターみたいな感じで定職に就かずぶらぶらしていたんですが、ふと「ちゃんと仕事しないとな」と思い職場を探し始めたところでした。元宮サービスに入社した理由としては、夜勤ができて、家から通える範囲で、ある程度給料も出て…という条件に合っていたからというのが正直なところですね。

現在は昼間のシフトで働いていらっしゃいますよね。

そうですね。結婚して子どもが産まれたタイミングで会社に相談して昼のシフトに変えてもらったんです。理由さえちゃんとしていれば、可能な限り社員の意思を尊重してくれる会社だと思いますね。

入社当時と現在で、仕事に変化は感じますか?

元宮サービスの事業そのものに大きな変化はありませんが、現場の仕事の進め方は日々改善を重ねていると思います。私が入社した当初は今のように「働き方改革」とか「ワークライフバランス」という考え方が浸透していませんでしたし、私自身も経験が浅かったので、「力技」の仕事しかできませんでした。とにかくマンパワーでゴリ押しするみたいな(笑)。
残業すればそれだけ稼げた時代でもありましたしね。でも会社的にも世の中的にも変わってきて、私も歳を重ねて身体の無理がきかなくなって…それではダメだと。それからは仕事の流れを整理して、順序だてて工程を管理しながら効率よく進める方法を考えるようになりました。

片づけに「6時間」… 
経験を後輩に伝えたい

16年間のキャリアの中で、印象深かったできごとはありますか?

商品破損の片づけに6時間以上かかったことでしょうか…。倉庫の高所に積んであった生クリームを落下させてしまい、あたり一面に生クリームが飛び散ってしまったんですよ。洗浄しようにもどこからも水を引けなくて、泣きながらスタッフ全員で掃除しました。
今でこそ笑い話ですが、大惨事でした。たまたま人がいない時間帯だったこともあり誰にもケガはありませんでしたが、人が下敷きになったら死亡事故になっていたかもしれません。その現場は人手が少なく、とにかくスピード重視で忙しい倉庫でした。
入庫と出庫のバランスがあるのでスピード重視になってしまうのはどんな倉庫でも変わりませんが、それでも焦らず、手順を踏んで作業していれば事故は起こらなかったはずです。昔はそういう話をしてくれる先輩はほとんどいませんでしたから、今は「私のように長年やっている人間が、こういう失敗談も後輩たちに伝えていかなくてはな」と思います。

逆にこの仕事をしていて「良かった」と感じたことはなんでしょうか。

コロナ禍にあっても仕事がなくなることがなく、以前と変わらず家族を養うことができていることですね。これは業界的な特性だとは思いますが、物流は社会の基盤になっていますから、コロナ禍のような大きな災害であっても止まらない。むしろ止めるわけにはいかないんですよね。

これを読んだ人が元宮サービスに
応募してくれたらうれしいですね

今後の目標を教えてください。

「会社に貢献すること」。いつの間にか16年も元宮サービスでお世話になっていますから、そろそろ恩返しをしなくてはいけないなと思います。だから今回こういったお話をする機会があって嬉しいんですよ。私の話を読んで、少しでも多くの人が「元宮サービス気になる」「タカスズグループに応募してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
元宮サービスは、社員の成長を待ってくれる会社だなと思います。人によって得手不得手はもちろんありますし、成長スピードも人それぞれですよね。私なんか特に成長スピードが遅い人間だと思いますけど、「それでもいい」とメッセージを出してくれているように感じるんです。一人ひとりの成長ペースに合わせて、少しずつ育っていける土壌があるなと思います。

自分のペースで黙々と作業を進められる

S.Y.さん(9年目・女性)

倉庫内作業スタッフ

元宮サービスに入社したきっかけを教えてください。

元宮サービスに入社するまではずっと飲食業でのアルバイトをしていたので、経験がなかった接客以外の仕事に就いてみたいと思ったのが入社のきっかけです。面接の際に倉庫内を案内してもらい、実際に働く現場と働いている人を見たことで、より「やってみたいな」と興味を持ちました。
別に当時は必ずしも倉庫内作業スタッフでなければダメとは思っていませんでしたが、子どもがいるので柔軟な働き方ができる方が良いとは思っていました。倉庫内作業スタッフは同僚がたくさんいるので、たとえば急に子どもの迎えに行かなければならなくなっても早退しやすいかなと。

仕事の「やりがい」を教えてください。

他のスタッフと適度に距離を保ちながら、自分のやることを黙々と進めることができることですね。より効率よく仕事を進めるにはどうすればよいかなと考えつつ作業をして、思った通りにできたときの達成感も得られます。
作業をしているうちに、自分で立てた目標に向かって集中する力や、効率化を目指して考える力などが身についてくることも成長の実感があります。あとは筋力と体力がつきますね(笑)。

これまで大きな失敗をしてしまった経験はありますか?

私の確認不足が原因で、大量に誤出荷してしまったことがあります。倉庫では、同じ商品でも容量やパッケージ形状が異なる種類を多数取り扱っています。その時は分かったつもりになって必要な手順を守らなかったことがミスの原因でした。
今でも大小さまざまなミスをすることがありますが、後から考えてみると「作業手順を確実に守っていれば防げることだったな」と感じることがほとんどです。

重い物はフォークリフトで 
女性でも体力面の心配はない

仕事の仕方はどうやって覚えるのでしょうか?

作業スタッフが集まる場所に「作業マニュアル動画」が常に流されています。作業を開始する前に必ずそれを確認することで、新人さんでもしっかり手順に則って作業ができます。以前はこの動画が無かったのですが、設置されてからはかなり全体のミスが減ったのではないでしょうか。
あとはもちろん入社後の新人研修ですね。こちらも以前は教える人によって内容に差が生まれてしまっていましたが、研修内容のリストを作ったことで、誰に教わっても同じ水準で仕事を身につけられるようになりましたね。

個人作業が多いですが、チームワークが必要な機会もありますか?

作業量にもよりますけど、私は一つの作業をみんなでワーッと片づける方が良いなと思っています。たとえばピッキングする荷量が多くて一人で作業したら配送に間に合わないかもしれないという場合には、周りにいるスタッフ同士で声を掛け合って作業をする必要がありますよね。

力仕事が多いですが、女性が仕事をするのにハードルはありませんか?

私ができているからというのもありますが、基本的には誰でもできる作業だと思います。もちろん重い物も運びますが、それはフォークリフトなどの運搬機材を使いますから、特に筋力が要求されるわけではないですし。ただ倉庫はとても広いので、歩き回る体力が無いと最初のうち少し苦労するかもしれませんね。でも続けていれば自然と必要な体力はついてきますよ。

元宮サービスの「好きなところ」を伝えたい

「この仕事をしていて良かった」と感じることはありますか?

商品が消費者の手元に届くまでの過程の一部を知れる事ですかね。あとは一緒に仕事をするスタッフと接する中で、今まで持っていた自分の考え方や物の見方が変わることもあります。

今後の目標を教えてください。

目標というか、個人的な心掛けとしては作業のミスをなくしてより正確な作業ができるようになること。それと個人作業が多い現場ではありますが、同僚とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことですね。私自身、元宮サービスでの仕事が好きなので、他の人たちにも良いところを伝えていけたらいいなと思います。